インプラント歯科治療のリスクと対応

通院している歯科医でインプラント専門の歯科医に確認しました。

 

 

インプラント歯科治療のリスク

  1. 歯周病になってインプラントした骨自体がだめになるリスク
    • インプラントにすると、天然の歯と異なり、毛細血管等がないため、栄養が十分にまわらず歯周病になるリスクが高まるとのこと
    • 結果、インプラントした歯茎の骨までだめになってしまう可能性がある。
  2. インプラント手術に失敗する
    • 骨がくだけるとか、穴を開ける際に熱が発生し、骨が壊死してしまう可能性がある。
  3. 歯茎の骨が足りずインプラントを入れられない
    • 通常インプラントの長さは9m13m程度だが、顎(あご)の骨の中に神経が通っていて、そこまでいくと顎が麻痺してしまう。
    • また、顎の骨の形は人それぞれであり、その形状によっては骨が砕けたり、インプラントが骨を突き出したりしてしまう。

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リスクマネジメントの方法

 

1)歯周病になってインプラントした骨自体がだめになる

私の場合は、そもそも口内環境が良く、また今後も以下の二つを徹底することで抑えることが可能であるとのこと。

歯をきちんと磨く

定期健診で確認する

さらに、結局インプラント自体がだめになったらインプラントを取り除く必要があるが、その後、前後の歯でブリッジするという方法で対応することが可能とのこと。

⇒この点については、自分の努力で改善することが可能のようである。インプラント自体がだめになるというのは想像すると怖いが、その場合でも他の方法が残されているというのは心強いと思う。

 

2)インプラント手術に失敗する

これは実績のある歯科医師、実績のある歯科医院にやってもらう。

私の医院では、東京都内ということもあり、たくさんの実績をもつ医院でした。その中でもインプラント手術経験の理事長が行うということで安心感がありました。

また、事前にCTをとり良く検討すること。

近年のインプラント技術では、発達しているので、歯科施術で失敗するようなことはほぼありえないとのこと。

⇒色々調査したが、失敗のケースもいくつか報告されている。ただ、成功率は99%を超えており、失敗するようなケースはかなり高いものと認識した。

また、失敗時には色々ともめるケースが多い模様。事前に色々と認識合わせや、不安な点は遠慮せずにきちんと聞いておくことが重要であると思われる。

 

3)歯茎の骨が足りずインプラントを入れられない

私の場合は、現状歯茎の骨の部分も若干病気になってきており、骨が足りなくなる可能性がある。

しかし、年齢とレントゲンの状況では、病気の部分を取り除いてから、骨が自然に再生される可能性が高く、さらにちょっとでも再生されれば、インプラントの長さとしては余裕があるため、足りないということになる可能性は低いだろうということ。

また、まったく再生が無く後退した場合は、人工骨を入れることで対応することが可能であるということ。

 

⇒人工骨については考慮したほうが良いが、この点については、早めに決断して病気を取り除く方が良いのだろうと思った。

 

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